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整体師への転職体験談

整体師として開業に成功した人の体験談を紹介します。

「どのようなプロセスで整体師になったのか」、「実際に働いてみて、整体師の仕事をどう思っているか」などの疑問を解消するヒントになるかもしれません。ぜひ、参考にしてみて下さい。

会社員から整体師へ

私は、会社員として、コンピュータ関係の会社に数年勤務していました。

ある時から、自分の将来や仕事のやりがいなどを考えて、整体師になろうと決心。しかし、生活に余裕があるわけではありません。そこで、仕事をしながら学校で学ぶことにしました。

スケジュール的に余裕がなかったため、私の場合は、学校に1年ほどお世話になりました。学校で学んだことは、大きく分けて学科と実技の2つ。

学科では、人体の各部位や器官の名前などを覚えたり、医学用語を学びました。実技では、整体マッサージとアジャストメントを学習。整体マッサージは、筋肉などをほぐす作用があり、他の施術をより効果的にさせます。実際に働くようになって、ここで習っておいて助かったと実感しました。

実際に仕事をしてみて感じたこと

卒業後は、自分の希望に合った就職先を見つけるため、就職活動に奔走。条件や自分の希望などを考えた結果、アルバイトとしてマッサージ店で勤務することに。こうして、整体師としての第1歩を踏み出した私は、「ソフト整体」という治療をしていくことになりました。

実際に仕事をしてみると、まず、時間内に施術を終わらせるのが難しかったです。患者さんの痛みや悩みを解消してあげたいので、どうしてもこだわってしまうんです。また、親指がとても痛くなりました。今までの何倍も施術して使用しているせいでしょう。

接客でも、時折悩むことが。患者さんは、それぞれ体質が異なるので、1人1人に合わせた施術を短時間で見つけるのが難しかったです。

また、お客さんによっては「症状の緩和」を求めている人もいれば、「マッサージによる気持ち良さや癒し」を望んでいる方など、求めているものもバラバラなので、これを的確に感じ取ることが必要なんだと痛感しました。

それでも、症状が改善されたり、私の施術を気持ち良いと感じて頂けるようになると、純粋な嬉しさと達成感を感じられるようになりました。整体師の仕事は、やはりここが重要なのではないでしょうか。いかに「良くなってもらいたい」と考えられるかが、鍵だと思います。

整体師として開業

その後、私はマッサージ店を退職し、独立。現在は、出張整体師として、働いています。

その際、集客するためのノウハウや税金対策などの勉強も必要になりました。そして、それ以上に、人体や施術について学ぶことは尽きません。

予約が取れないなど、仕事が辛い時期もありましたが、私は「症状の改善」に重点を置いて施術するようにしていました。その結果、そのポイントを重要視している患者さんは、徐々に継続して予約を取ってくれるようになりました。

独立した整体師は、技術の向上や営業、売り上げの管理などを自分でやっていかなければならないので、大変です。しかし、「困っている人を救いたい!」という思いが強い人には、ぴったりの仕事だと思います。

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さまざまな整体師の勤務先

体験談の1つとして開業された方の声を紹介しましたが、整体師は他にもさまざまなところで活躍しています。そこで、整体師が就職している具体的な勤務先を紹介していきます。

既存の整体院に勤務する

整体師の資格を取得下後に勤務することが多いのは既存の整体院です。資格を取得できても、実際にお客様と接客しながら施術を行うのは、また違った技術が必要です。そのため、開業や別の業界への転職を考える場合でも、自分の技術や実力を高めるために、まずは既存の整体院へ就職することが多いです。

また、近年では商業施設などに店舗を構える整体院のチェーン店なども増えています。お店の場所によって訪れる客層が変わるため、さまざまな経験を詰むことができます。さらに、一般的な企業と同じように昇進なども行われるため、開業しなくても院長になることもあります。

そして、整体院を複数運営している企業の場合、整体師になるためのセミナーなどを主催していることもあります。ですので、実力などが認められれば、セミナーなどの講師になることもあり得ます。このように、特別ではない道ですがその先にはさまざまな働き方が広がっていますので、十分やりがいのある勤務先の1つになります。

福祉施設や医療施設

近年整体師の需要が高まっているのが、福祉施設や医療施設です。特に、福祉士施設では高齢者を対象とした体幹マッサージなどにより、褥瘡や運動機能の低下などを防ぐことができるため、専属での整体師を募集しているところもあるほどです。

ただし、福祉施設や医療施設で施術を行うためには「理学療法士」などの資格が必要です整体師の勉強に加えて、別途こうした資格取得に向けた勉強をしなければいけません。また、整体師には国家資格は必須ではないのです。

そのため、理学療法士などを取得しても整体師としての仕事に従事することは可能ですので、資格が無駄になることはありません。福祉施設や医療施設で働くための国家資格についてしっかりと調べておき、理想の道を最短で目指せるように準備しておきましょう。

スポーツ関連

整体師の役割が見直されつつあるのがスポーツ関連業界です。特に、選手一人ひとりの身体のコンディションを管理するスポーツトレーナーの需要は高まっており、スポーツをしている人を対象とした専門の整体院も増えています。

スポーツトレーナーなどを目指す場合、整体師としての技術が役立つのは間違いありませんが、どうしても民間の資格のみだと実力の裏付けになることが少ないです。ですので、柔道整復師などの国家資格の取得も目指しましょう。

また、スポーツトレーナーはプロ選手だけでなく、部活やクラブチームなどスポーツをしている子どもを対象にした職業でもあります。そのため、今持っている資格や繋がりに合わせて活躍できる場所は多く広がっているのもこの業界の特徴です。

美容業界

整体師の仕事のメインとなるのは、マッサージなどを通して身体の不調を正すことです。実は、この整体師の技術が美容業界からの需要も伸ばしているのです。例えば、姿勢矯正や身体の歪みを直すことでスタイルの改善やダイエットに繋がります。こうした女性を対象として美容矯正が整体師の新たな勤務先になっているのです。

また、整体師に関連した国家資格である「鍼灸師」の資格を所得していれば、より美容に関連した整体院やエステなどでも働くことができます。ですので、美容矯正から少しずつ専門的なことを学んでいき、ステップアップを目指すのも良いでしょう。

さらに、整体師に加えてヨガインストラクターの資格などを取得できれば、スポーツセンターなども就職先に加わり、より幅広い道を選択できます。整体を活用するのは年配の男性という時代は終わり、今では美容に興味を持つ女性が整体の新たなターゲットになっているのです。