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柔道整復師

このページでは、柔道整復師の国家資格の概要や取得方法、民間資格の整体師との違いを紹介します。

柔道整復師とは?

柔道整復師

柔道整復師とは、厚生労働省が整骨医、接骨医として定義している国家資格取得者です。柔道整復を業とし、古来から日本固有の伝統医療で評価、整復、固定、後療法、指導管理などを行います。骨折や脱臼、打撲、捻挫といったけがに対して、整復・固定などの治療を行うことができる専門家です。

整体師との違い

整体師に関連する国家資格としては、柔道整復師あん摩マッサージ指圧師鍼灸師があります。柔道整復師の国家資格を取得すれば、その他の民間資格では禁止されている、「接骨院」や「整骨院」という施術所を開業できます。

資格認定団体、柔道整復研修試験財団

厚生労働大臣の指定する日本で、唯一の柔道整復師国家試験の指定試験期間であり、指定登録機関が1989年に設立された「公益財団法人柔道整復研修試験財団」です。

高齢化が進む日本において、健康に対する関心は年々高まりをみせています。

同時に医療に対する国民の要望も多様化しており、その声を受けとめ、日本古来の伝統に即しながら、良質の施術を行う柔道整復師の質の向上と、柔道制服術の普及に努めるために設立されたのが「柔道整復研修試験財団」です。

国家資格の取得方法

柔道整復師の国家資格を取得するには、高校卒業した後に厚生労働省や文部科学省が許可する大学や3年以上の専門学校で履修後、国家試験を受けます。

柔道整復師国家試験の概要

柔道整復師の国家資格は、財団法人柔道整復研修試験財団が毎年1回試験を実施。期日や場所、受験願書の提出期限は9月初旬に官報で公告されます。

  • 受験資格

学校教育法第90条の規定により大学に入学することのできる者で、3年以上文部科学大臣が認定した学校又は厚生労働大臣が認定した養成施設(いわゆる専門学校)で知識、技能を修得した者。

  • 受験手数料

16,500円

国家試験の内容

柔道整復師の試験は、1989年までは都道府県知事の筆記と実技による認定試験でした。しかし、1888年5月、柔道整復師法が改正され、1993年より国家試験となり実技試験が廃止され、筆記試験のみになりました。

試験は年1回行われ、毎年9月初旬に官報で公告され、例年その翌年の3月に北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県の各都市で一斉に筆記試験が実施されます。

11教科の筆記試験で合格率60%未満

筆記試験の試験科目は全部で11種類あり、解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規です。

午前と午後の2回に分けて実施され、マークシート方式で必修問題30問、一般問題200問で構成されており、全部で230問が出題されます。

配点は1問1点で、必修問題は24点以上、一般問題は120点以上が合格ラインといわれていますが、必修問題に20%以上の失点があった場合、一般問題が合格ラインに達していても不合格になる場合があります。

平成4年度に行われた第1回の試験の合格率は90.3%でしたが、徐々に下降しており、近年は60%を切ることもありました。

2教科から審査される認定実技審査制度

認定実技審査制度は、都道府県知事による免許試験時代に行われていた実技試験が、柔道整復師法の改正により国家試験になったことで廃止されました。

それに伴い養成施設の教育水準と維持向上のために設けられました。

"各養成施設長は、柔道整復実技及び柔道実技について財団が派遣する認定実技審査員の審査を受け、卒業の判定の資料とする。"[注1]

とされており、柔道整復師養成施設指導ガイドラインに基づき、柔道整復実技及び柔道実技の認定実技審査員を派遣して、各施設卒業見込者に対し審査を実施します。

これは、認定実技審査制度は卒業の判断基準になるので、この審査に合格しなければ筆記試験は受けられません

審査では、柔道整復術の基本となる「柔道整復実技」と「柔道実技」の2教科が審査されます。柔道実技では、受け身や決められた型、乱取りなどの動きとともに所作や礼法を審査します。

柔道整復実技では、指定された症例への対処に関するもので、骨折に対する整復、脱臼の固定などが審査の対象になります。

[注1]公益財団法人 柔道整復研修試験財団:3.認定実技審査制度

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長い時間と費用が必要な国家資格

柔道整復師の国家資格は、受験資格を満たすために必要な履修期間が長く、知識や技術の習得にかかる時間と費用がかかります。整体師として活動する場合、国家資格は必須でないため、目指す整体師によっては民間資格のみ取得することが近道となります。

まずは、自分が目指す整体師を決めて、国家資格が必要なのか、民間資格が必要なのかを見極めましょう。民間資格でも整体師として活動できるので、将来を見据えて必要な知識と技術を学びましょう。資格を取得する場合は、各スクール認定されている資格取得が可能なので、学びたい技術や取得したい資格を明確にすることが、成功する整体師への近道です。

整体スクールに通って柔道整復師を取得

柔道整復師になるためには文部科学大臣が指定した学校か、厚生労働大臣が指定した専門学校か大学で、最低3年間、専門的な知識や技術を学ぶ必要があります。

大学と専門学校、両者の違いは学校自体の数と時間です。大学は全国で10校程あり4年間学ぶ必要がありますが、専門学校は全国に100校以上、修業年数も3年間です。

カリキュラムは、それぞれの省令が定める基準に適合しているので、大学と専門学校で学ぶことに対して大きく異なることはありません。4年間でゆっくり学ぶか、3年間で濃密に学ぶかの違いです。

また、専門学校なら夜間部がある学校に入学すれば、仕事をしながら国家試験の受験資格を得ることができます。

そして、専門学校や整体スクールのメリットは、現場で経験を積んできた講師に直接学べることです。

将来、開業を考えている方には嬉しいポイントですね。即戦力になる技術力を身につけたいのなら、整体スクールをおすすめします。

そこでおすすめなのが、高い技術力と業界№1の就職支援を誇っている「ウィルワン整体アカデミー」、カリキュラムの組み合わせが可能で自分が求めている療法を学ぶことができる「東京療術学院」、患者にそった施術方法が学べる「YMCメディカルトレーナーズスクール」など、あなたの向学心と探究心を満足させてくれるスクールがたくさんあります。