整体師になるには?整体師の資格取得ガイド
公開日: |更新日:
整体師になるためには、技術が必要で、その習得のためにスクールに通ったり、通信講座を利用するなどの方法がありますが、どの方法もどうしてもある程度のまとまったお金がかかります。
また、スクール等は、時間が自由に取りづらい方にとっては、通うことが難しい場合もあります。そんな方でも、独学は自分のペースで好きな時間に学ぶことが可能です。
整体師を独学で目指すための方法、その際のポイント、メリット・デメリットをご紹介していきます。
ここでは整体師を目指すための方法をご紹介していきます。
本屋さんで売られている市販の教材を買いそれを用いて、学ぶ方法です。たくさん本は出版されているので、自分に合うものを探して、学ぶことができます。教材は、比較的安価なものからあるので、お金をかけずに学びたい方にはお勧めです。
DVDやwebの講座など、動画の教材を買い、そこから学ぶ方法です。本だけで学ぶより、その手法や動きを実際に動いている様子を確認しながら学べるため、わかりやすくより実践的です。
すでに、身体にかかわる資格等を持っていたり、そういうお仕事をされている方には、動画教材は自分の学びたい施術のみをピンポイント学ぶこともできるので、お勧めです。
自分が学びたいことや、最新情報、また今までのスキルにさらにプラスアルファするためにも勉強会やセミナーに参加して、情報を得たり交換するという方法があります。インターネットなどで検索すると、たくさんそういう場はありますので、自分が学びたいものと合致する場合は、そこで学ぶことも可能です。
当たり前のことですが、整体は受けてくれる方がいて、初めて成り立ちます。独学で学ぶ際、本屋、動画教材を使って学んでいると、一人で自由な時間で学べるというメリットはありますが、対面で人に施術するという機会が圧倒的に少なくなります。
頭では施術を理解しているけれども、一度も身体にはさわったことがないという状態では、実際に患者さんを目の前にした時に思うように手が動かないということにもなりかねません。
自分の周りの人に施術させてもらったり、単発の勉強会に参加するなど、実際に施術する機会を増やしていくことも重要です。
整体師としてすでに活動されている方の施術を受けることも、勉強になります。一口に整体師といっても、施術の方法や整体師からのアドバイスはさまざまです。自分の向かう方向性を決めていく上でも、たくさんの施術を受けてそれを参考にするのも有効です。
独学で学びたい理由として挙げられるものは、時間がないもしくは、なるべくコストをかけずに学びたいということがメインと考えられます。それらをうまく解決して整体師の技術を学ぶには、未経験OKの整体院に転職して、働きながら技術を学ぶという方法も考えられます。
きちんと学ぶことができる制度が整っている整体院を探すことは必要になってきますが、本気で学びたいと思っている方には、働きながら学べすぐ実践もつめるので、とても有効な方法です。
かかるコストを抑えることができる、好きなスケジュールで学ぶことができるというのが、独学の大きなメリットといえます。また、ある程度技術を持っていて、追加で何か新しい技術を学びたい際にも、必要なことだけ自分で選んで学べる独学は有効です。
一人で学んでいる場合、実践経験の機会がなかなか得られないということが挙げられます。人を相手にする仕事ですから、コミュニケーション能力も重要で、そういう学びのチャンスが独学では少なくなります。また、自分で独立開業する場合はよいですが、学んだ後就職を考えているのであれば、独学で学んだやり方が就職先の整体院のやり方と異なり、かえって邪魔となる場合もあります。
就職を考えているのであれば、働きながら学べる整体院に最初から転職してしまうのも手です。