整体師になるには?整体師の資格取得ガイド
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資格を取得すれば整体師になれますが、顧客を獲得していくにはトーク力も必要です。整体師にトーク力が必要とされる理由や、営業トークのコツについて解説します。
整体師にはトーク力が必要と言われていますが、その理由は、会話には利用者を癒やす力があることと、利用者から指名されやすくなることの2つです。
気分が落ち込んでいるときに、何気ない会話で気分が癒やされたという経験を持つ方も多いのではないでしょうか。会話をすると人は癒やされるので、整体師の資格による技術力だけでなく、整体師のトーク力によって癒されるという利用者も少なくありません。
また、トーク力を高めると整体の時間が利用者にとってより心地よいものとなり、指名を受ける確率も高まるはずです。利用者のためにも、ご自身のためにもトーク力を磨くことは大切だといえます。
トーク力の高い整体師は、利用者の心に寄り添う会話を心がけているものです。たとえば利用者によっては話しかけられたくない人もいるので、雰囲気により会話の量を調整し、会話をしても大丈夫な相手だと思った場合は日常の会話を織り交ぜながら少しずつ利用者と仲良くなっていきます。
たとえば利用者が最近話題になっているものを持っていたなら、「◯◯が流行っていますよね。使われてみていかがでしたか?」と問いかけてみると、相手も心を許して話してくれるはずです。
そこで利用者が話したそうな雰囲気を見せたら、話を引き出して聞くという「聞く力」を高めることも大切です。人は自分の話を聞いてもらったと感じるとうれしさを感じるので、適度に相槌を打ちながら、利用者が話したいことを引き出すようにしてください。
整体師からもちかける会話の内容には、利用者への質問が多くなりがちでしょう。しかし漠然とした質問では、利用者が答えに窮することも少なくありません。
そこで質問をするときは簡単に答えられるように、具体的に質問をすることを心がけてください。デスクワークをしている方であれば、「最近痛む部分はありますか?」という質問を「パソコンを長時間使っている方は◯◯や◯◯にお悩みを抱えることが多いのですがいかがですか?」と具体的にできます。
「簡単に答えられる質問」の基準は、相手が「はい」か「いいえ」で返答できることと考えると良いでしょう。
整体師にはトーク力が必要ですが、接客をする際には次のようなことに注意してください。
専門資格を持つ整体師はつい知識や技術を利用者に話しがちですが、平易な言葉でわかりやすく話しましょう。ただし身体的特徴は利用者にとってコンプレックスであることもあるため指摘することは避けてください。またプライベートすぎる内容にも要注意です。